11月23日に突如としてAmazonに新作ゲーム機の販売ページが登場しました。
その名も「RETRO STATION(レトロステーション)」。
「ストリートファイター」「ロックマン」「メタルギアソリッド」などで知られるカプコンが発売するゲーム機のようです。
RETRO STATIONは画面とソフトが一体のハード
RETRO STATION(レトロステーション)の大きな特徴は、ゲーム画面とゲームソフトが一体になっていることです。
8インチのディスプレイを備えた本体には、全部で10本のゲームソフトが内臓されている模様。
■ロックマンシリーズ
- ロックマン・ザ・パワーバトル(Mega Man The Power Battle)
- ロックマン2・ザ・パワーファイターズ(Mega Man 2 The Power Fighters)
- ロックマンX(Mega Man X)
- ロックマンズサッカー(Mega Man Soccer)
- ロックマン&フォルテ 日本版(Mega Man & Bass)
■ストリートファイターシリーズ
- ストリートファイターII(Street Fighter II)
- ストリートファイターIIダッシュ(Street Fighter II’ Champion Edition)
- スーパーストリートファイターII(Super Street Fighter II)
- スーパーストリートファイターIIX(Super Street Fighter II Turbo)
- スーパーパズルファイターIIX(Super Puzzle Fighter II Turbo)
格闘ゲームが多いですね。
様々なジャンルのゲームの台頭により最近は格闘ゲームの人気が少し下がっている印象なので、元祖格ゲーメーカーとしては巻き返しを狙ってるのかな?
レトロステーションの性能
背面にはCAPCOMのロゴが印刷され、右にはジョイスティックが見えます。
本当に一体になっているんですね…これ一台あればゲームができる。
お家でレトロなジョイスティック格ゲーができるので古き良きゲーセン感が味わえるのかもしれない。
レトロステーションは小型ながら対戦も可能
別売りのドングルを使用すれば近距離で無線による対戦もできるそうです。
横並びも良いけど、ゲーセンを再現するなら対面でやりたいところ。
またHDMIポートからテレビ画面への出力も可能なので大画面で遊ぶこともできるようです。
別売りのジョイスティックを追加すればレトロステーション一台でも対戦が可能だそうです。
二台買わなくても対戦できるのは良いですね。
もっともそれならレトロステーションでわざわざやるのも…という気も無きにしも非ずですが。
レトロステーションの仕様
ねとらぼ様に仕様書の画像がアップされていましたので引用します。
全体 | ブランド | TRON / CAPCOM |
材料 | ABS+PCプラスチック | |
詳細 | CPU | 1G |
記憶量 | 8G | |
サイズ(mm) | 238mmWx270mmDx234mmH | |
重量(g) | 2Kg | |
画面 | 8’4:3LCD画面、1024×748 | |
ファイトスティック | ジョイスティック型操作ボタン | |
電源 | DC 12V 2A | |
オーディオ | 超重低音のサウンドシステム | |
ポート | DCIN | 12V |
ビデオ | HDMI 720P | |
音声出力 | 3.5mmイヤホンジャック |
まず目に入ったのが「ブランド」が「CAPCOM」だけでなく「TRON」も記載されていること。
OSに採用されているのだと思います。
家電や自動車にも採用されているTRONですが、最近ではニンテンドースイッチにも一部使用されているそうですね。
OSのワールドシェアをMicrosoftに譲った日本製のTRONですが、こうした場所で目にするのは嬉しいです。
次に気になったのが記憶量。
8Gなので、意外と少ないのが第一印象。
でも入っているソフトが10本だけだから、これで十分なのかもしれません。
容量を増やせば増やすだけ高額になってしまいますからね。
サイズも最長辺でも30cmいかないので結構小さい…わりに重量は2Kgとちょっと重い。
お友達の家に歩いて持って行って対戦はちょっと大変そうですね。
オーディオの超重低音サウンドシステムもどんなものなのか気になりますね。
レトロステーションには拡張の可能性があるのでは?
レトロステーションの情報を見ていて感じたことがあります。
あくまでも機械に全く詳しくない、素人ユーザーの一意見であることを前提で読んでいただきたいのですが…
ひょっとしたらレトロステーションには将来的に拡張の可能性があるのではないでしょうか?
通信対戦用の別売りドングルがUSB
私がそう考えた要因の一つが、近距離対戦用の別売りドングル。
あの形はどう見てもUSBポートに刺す形ですので、USB入(出)力が可能…ということですよね…?(ちょっと自信ない)
ということは、例えば拡張パックを販売して新しいゲームソフトをインストール、あるいはSSDからの起動ができるのではないでしょうか?
しかもUSBポートがあるのなら、無線通信によるOSのアップデートも可能なはず。
もちろん狙っている市場との価格のすり合わせが重要ですので、CAPCOMがそこまでのリソースを割いていない可能性も十二分にあり得ます…というかそっちの方が可能性高い。
入っているソフトの割に記憶量が多い
レトロステーションの記憶量は8Gと、最近のゲーム機としては非常に少ないです。
このことからも低価格化を図っているのだろうとは思います。
しかし、インストールされているゲームは10本。
しかもその多くがスーパーファミコンで発売されたソフトです。
スーファミで発売されたソフトはラインナップの中に5本あり、ソフトの最大容量は6MBだそうです。
調べた中で最も容量が多かったのは「スーパーパズルファイターIIX」の必要容量350MB(PSStoreのダウンロード販売情報より)でした。
アーケードゲームの容量は不明なのですが、10本の合計容量は1GBくらいなのではないかと考えてしまいます。
OSであるTRONがどれくらいの容量を取っているのかはわかりませんが、入っているソフトとOSの割には記憶量が多い気がします。
あくまで素人の考えですので見当違いも良いところかも
以上が私がレトロステーションには将来的に拡張の可能性があるのではないかと考えた理由です。
そうはいっても私は機械関係はまったくもって無知です。
今だって10年前に買ったWindows7をWindows10にアプデしたPC使って喜んでるくらいですからね。
だから全くもって見当違いの予想をしている可能性が9割くらい。
あくまでもゲーム好きな機械素人の考えですので、違っても怒らんでください。
「全然違う事言ってたじゃーん」で笑って許してくださいませ。
レトロステーションの発売日は2020年12月1日?続報を待つ
私がAmazonのサイトを確認した時「12月1日」が発売日のようなことが書かれていました。
今年の発売だとするとあと一週間だけど、他の情報も何もないし、本当かどうか疑ってしまいますよね。
現在はAmazonの販売ページは削除されていて確認ができませんが、開発中であることは事実だそうです。
魚拓とっときゃ良かった。
PS5、Xbox、KFConsoleと数々のハードウェアが発売される(一部フェイクか怪しいものが含まれています)2020年ゲーム機戦国時代に、さらにもう一機新ハードが追加されてしまうのでしょうか?
Amazonの販売ページは削除されてしまった現時点ではこれ以上の確認はできませんので、もうしばらく新情報を待ちたいと思います。
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